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電気の契約アンペアを下げる|いくら安くなるかと、使えない地域

テーブルに置かれた電卓とメモ。40Aから30Aへ矢印でつながれた囲み 電気・ガス・固定費
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電気代を下げる方法として、電力会社を切り替えるほかに契約アンペアを下げるというやり方があります。

会社を変えずにできる分、手間は小さくなります。ただしこの方法が使えない地域があります。まずそこから確かめてください。

金額は2026年9月6日に各社の公式サイトで確認しています。

結論:まず、自分の地域に契約アンペアがあるか

アンペア制は全国共通の仕組みではなく、採用していない電力会社があります。

地域仕組み
東京・北海道・東北・中部・北陸・九州アンペア制(契約アンペアで基本料金が変わる)
関西・中国・四国・沖縄アンペア制ではない(最低料金制など)

たとえば関西電力の従量電灯Aは基本料金がなく、15kWhまでの最低料金という形です。四国電力も、使用量だけで料金が決まる最低料金制で、アンペア契約を導入していません。

この地域の人は、アンペアを下げるという方法そのものがありません。検針票に「契約電流」や「◯A」の記載がなければ、そちらです。

アンペア制の地域では、いくら下がるか

東京電力の従量電灯Bの基本料金です。

契約アンペア基本料金(月・税込)
10A311円75銭
20A623円50銭
30A935円25銭
40A1,247円00銭

10Aあたり311円75銭という、きれいな比例です。

下げ幅月年間
40A → 30A約312円約3,741円
40A → 20A約624円約7,482円
30A → 20A約312円約3,741円

1段階下げて年3,700円ほどです。使った量に関係なく、毎月かかる部分が減ります。

大きな金額ではありません。ただ一度手続きすれば、あとは何もしなくても続きます。そこが電気の節約としては珍しい点です。

下げられるかどうかの目安

契約アンペアは、同時に使う電気の量で決まります。足りないとブレーカーが落ちます。

目安になるのは、家にいる人数と、同時に動かす大きな家電の数です。

  • 一人暮らしで、大きな家電が少ない → 20〜30Aで収まることが多くあります
  • エアコンが1台、調理はガス → 30Aで収まりやすい構成です
  • エアコン複数台、IHクッキングヒーター、食洗機、乾燥機 → 下げると落ちます

とくに電気を多く使うのは、動き始めの瞬間です。エアコンをつけた直後、電子レンジ、ドライヤー、IH。これらが重なる時間帯を思い浮かべてください。

落ちやすいのは、朝と夕方です

朝はドライヤーと電子レンジと暖房が重なります。夕方は調理と洗濯と冷暖房が重なります。その時間に何を同時に動かしているかが判断の材料になります。

下げる前に確かめること

  1. 検針票かマイページで、いまの契約アンペアを見る — 分からないまま下げられません
  2. 分電盤のアンペアブレーカーを見る — 色や数字で契約アンペアが分かります
  3. この1年でブレーカーが落ちたことがあるか — 落ちているなら、下げる余地はありません
  4. これから家電を増やす予定があるか — 増える予定があるなら見送ります

3つ目が実用的です。いまの契約で一度も落ちていないなら、余裕がある可能性があります。逆に落ちた経験があるなら、下げれば頻度が増えます。

下げたあとに困る場合

戻すことはできます。ただし手続きが要りますし、会社によっては1年間は変更できないという条件があります。

これは契約前に確認しておいてください。試しに下げてみて、落ちたら戻す、という使い方ができない場合があります。

迷ったら下げないほうが無難です。年3,700円のために、毎日ブレーカーを気にする生活になると割に合いません。

それでも電気代を下げたい場合

アンペアを下げられない、または下がる金額が小さいと感じた場合、次の選択肢は料金プランの見直しです。

▶ 電力会社を切り替える前に|心配しなくていいことと、本当の注意点
切り替えで心配しなくていいことと、本当に注意すべき点をまとめています。

アンペアを下げるのは、切り替えと同時にはできません。順番としては、まず契約内容を把握し、そのうえでどちらを動かすか決める形になります。

まとめ

  • 関西・中国・四国・沖縄はアンペア制ではない。この方法が使えません
  • 東京電力なら10Aあたり月311円75銭。1段階で年約3,700円
  • 判断の材料は朝と夕方に何を同時に使っているか
  • この1年でブレーカーが落ちていないかを確認する
  • 戻すには手続きが必要で、1年間変更できない場合がある
  • 迷ったら下げない。金額のわりに生活の制約が大きくなります

次に確かめること

▶ 払い続けているサブスクを洗い出す|見る場所は4か所だけ
毎月かかる固定費という点では、こちらのほうが減らしやすい場合があります。

▶ 一人暮らしの契約アンペア|20A・30A・40Aの選び方
これから契約する場合は、下げる前にどのアンペアを選ぶかから確認できます。

この記事の金額は2026年9月6日に各社の公式サイトで確認したものです。料金や契約の条件は地域と会社によって違い、変更されることがあります。手続きの前に、契約中の電力会社にご確認ください。

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