ふるさと納税サイトを選ぶとき、過去の還元キャンペーンを前提にすると判断を誤ります。2025年10月から、寄付に伴うポイント付与に関する募集ルールが変わっています。
現在の比較軸は、寄付先を探すところから控除申請まで、自分で確認しやすいかです。この記事では楽天ふるさと納税とふるさとチョイスを例に、手続きの違いを整理します。
制度と各サイトの仕様は2026年9月12日に公式資料で確認しました。広告リンクは使わず、機能の確認先として通常の公式リンクを掲載しています。
2025年10月から変わった付与ルール
総務省の2024年6月28日付通知は、寄付に伴いポイント等を付与する事業者を通じた募集を禁止する改正を示しています。適用は2025年10月1日以降に始まる指定対象期間からです。
通知では、通常の商取引の決済に伴う付与に相当するものを除外しています。サイトの寄付特典と、カードなどの決済サービスの条件を一つにまとめないことが大切です。
出典:総務省通知(総税市第67号・令和6年6月28日)。
総務省の報道資料もあわせて(2026年9月12日確認)
楽天ふるさと納税のFAQも、2025年10月1日から寄付は原則として楽天ポイント付与の対象外と案内しています。お買い物マラソンなどの付与キャンペーンも対象外です。
同FAQでは、決済時に保有する楽天ポイントを使うことは可能としています。「新たにもらう」と「すでにある分を使う」は別の扱いです。
出典:楽天ふるさと納税:付与・利用に関するFAQ(2026年9月12日確認)
決済に伴う付与が禁止対象から除かれていても、すべてのカードが同じ条件で付与するとは限りません。支払いに使う会社の最新規約で、寄付の対象・対象外を確認します。
比べるのは、自治体・決済・申請・履歴
| 確認項目 | 申し込む前に見るところ |
|---|---|
| 自治体と寄付の目的 | 寄付先、使い道、自治体の説明へのリンク |
| 支払い | 自分が使う方法、決済期限、完了の確認方法 |
| 控除申請 | 希望するオンライン申請に自治体が対応するか |
| 寄付履歴 | 日付・金額・受付番号を後から追えるか |
| 問い合わせ | サイトと自治体のどちらへ連絡する内容か |
同じ自治体が複数のサイトで募集していても、掲載内容を同一と決めつけずに読みます。寄付金額や受付期間、返礼品を選ぶ場合の発送条件は、その申し込み画面が確認先です。
掲載数の多さだけを比べるより、寄付したい自治体のページを実際に開くと、必要な案内の場所が分かります。申請方法や問い合わせ先が見つけやすいかも比較材料になります。
楽天ふるさと納税は、寄付履歴から申請先を確認
楽天ふるさと納税では、寄付履歴ページからオンラインのワンストップ申請へ進む案内があります。利用するサービスは自治体によって異なり、対応自治体への寄付が対象です。
公式ガイドでは、自治体マイページや、ふるまどとIAMを使う申請手順を確認できます。普段楽天を使っていても、控除申請まで買い物と同じ操作で完了するとは考えないようにします。
出典:楽天ふるさと納税:オンラインワンストップ申請手順(2026年9月12日確認)
寄付履歴から移動できることと、申請の受付が終わっていることは別です。移動先で本人確認や送信を済ませ、受付状況まで確かめる流れで見ます。
ふるさとチョイスは、自治体ごとの申請方式を見る
ふるさとチョイスは、チョイスアプリでの申請のほか、ふるまどや自治体マイページによる申請を案内しています。どの方式に対応しているかは、寄付先ごとに確認が必要です。
同じサイトから申し込んでも、自治体ごとに使うアプリや手順が分かれることを前提にします。寄付前に対応表示を読むと、カードや端末の準備も進めやすくなります。
出典:ふるさとチョイス:オンライン申請の対応方式(2026年9月12日確認)
支払いについては、クレジットカードや各種オンライン決済、払込による方法の公式案内があります。サイト全体に載っている方法が、その寄付先の画面でも選べるかを確認します。
出典:ふるさとチョイス:支払い方法(2026年9月12日確認)
2サイトの違いを、申請の入口から比べる
| 比較する入口 | 楽天ふるさと納税 | ふるさとチョイス |
|---|---|---|
| オンライン申請の案内 | 寄付履歴から自治体の対応サービスへ進む | チョイスアプリ・ふるまど・自治体マイページなどを確認 |
| 先に確認する条件 | 寄付先の対応サービスと必要な本人確認 | 自治体ごとの申請方式と対応端末など |
| 共通して残る作業 | 対象の寄付について申請完了を確認 | 対象の寄付について申請完了を確認 |
郵送で申請したい場合は、オンライン機能の多さが決め手にならないこともあります。逆にオンラインで完結させたいなら、サイト名より先に寄付先の対応状況を調べる方法です。
サイトを分けても、寄付総額と自治体数は合算する
サイトを変えても、本人の年間の控除上限が別枠になるわけではありません。各サイトの履歴をまとめ、直接寄付も含めて日付・金額・自治体を一覧にします。
一つのサイトにまとめると、そのサイト内の履歴を見返しやすくなります。一方、掲載のない自治体へ寄付したいなら、複数の窓口を使い、記録だけ一つにまとめる形も選べます。
寄付する金額は控除上限額の確かめ方で確認できます。申請の条件はワンストップ特例と確定申告、支払いの日程は年末に間に合わせる日程にまとめました。
サイト選びでは、申し込みやすさに加えて、年明けに手続きを追えるかまで見ます。古いキャンペーンの数字より、自分の寄付先で使える機能を確かめることが判断材料になります。

